【Spirit大森コラムvol.33】
皆さんはおにぎりの海苔は、しなしな派?パリパリ派ですか?
私は、どちらでもありません。実はあまり海苔は好みではなくわりと
気合いで食べています。そんな今日は、『海苔』のお話をしましょう。
海苔の養殖が始まったのが約300年前江戸時代の頃に大森から品川にかけての
沿岸部にて養殖が始まったとされています、潮の干満があり、
養分が含まれた川の水と海水が適度に混じって波も静かだったのです。
最盛期は明治から江戸時代が日本一の生産地として言われています。
現在は、行われていないが今でも海苔の販売店が多く残っています。
海苔の養殖方法、最初に海苔のタネを作るそのタネがカキ殻に潜って成長しそれを
網にくっつけて育てる準備をします。ここから育てていくのですが
二つの方法があるみたいです。
一つ目が、〔陸上栽苗〕大きな水槽にかき殻糸状体を入れて、その上の水車に網を張り回転させてタネ付けることから
“水車採苗”とも呼ばれています。タネを付けた網は、漁場の水温が適温(約23度以下)になるまで冷蔵庫で保存されます。
二つ目が、〔海上栽苗〕熟した糸状体の付いたカキ殻1~2個を入れた“落下傘”と呼ばれるビニール袋に入れて、
30~35枚重ねた網の下に吊します。
台風や長雨、残暑など自然的条件に大きく左右されやすく、水温と胞子の放出のタイミングをうまくあわせることが、
その年の海苔の良し悪しを大きく左右する鍵となります。
そこからタネが芽になり大きくなって収穫このサイクルを4回も出来るみたい
収穫した海苔は工場に移動しいろいろ加工してみんなが良く見る海苔になる。
もし詳しく見てみたいと思ったら作り方を体験できる施設があるので行ってみてください。
歌川広重が海苔採りと女性が海苔を七輪で焼いているのを
絵にしてそれぐらい身近だったのですね。あと有名な海苔の話といえば海苔は
日本人しか消化ができなくて外国人には出来ないという話はさまざまな所で
聞きますが本当なのかなー詳しくは知りませんが本当だったら
日本人海苔を食べすぎてこうなったのかな?なんかすごいですね。