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【Spirit大森コラムvol.41】

夜やたまに夕方に見えるお月様。実は和風月名旧歴で用いられた月の呼び方があるのです

和風月名は季節の行事や風習をもとにしていてもしかしたら聞きなじみがある呼び方が

あるかもしれませんね。そんな今日は、「月の名前」に関するお話をしましょう。

月と言えば有名なのは人類が初めてアポロ11号で月に立ったこと、月にウサギが住んでいる、皆既日食・金環日食・部分日食などで

知っているのではないでしょうか

1月から12月まで12個月の名前がそれぞれありそれらを一つずつ紹介していきます

名前の由来はいろんなあって全部を紹介すると長くなってしまうので

気になったら調べてみてください。それではいきます。

まずは、1月、睦月(むつき)、正月に親類一同が集まる睦び(親しくする)

2月、如月(きさらぎ)、まだ寒さが残っていて布を重ね着すること布更着(きさらぎ)

3月、弥生(やよい)、木草弥生い茂る(きくさいやおいしげる、草木が生い茂る)

4月、卯月(うづき)、卯の花の月、卯の花が盛りになる月

5月、皐月(さつき)、早月(さつき)とも言う。早苗(さなえ)を植える田植えを指す

早苗月(さなえつき)を略した。

6月、水無月(みなづき)、水の月(無はのを意味する)で、田に水を引く月の意と言われる

7月、文月(ふみつき)、穂の稲が実る月、七夕で筆の上達を祈る。ちょっとおしゃれ

8月、葉月(はづき)、木々の葉落ち月、葉が落ちたり稲の穂が張るなど

9月、長月(ながつき)、秋の夜ながを表す夜長月、後は紅葉月(もみじつき)もある

10月、神無月(かんなづき)、神の月(無はのを意味する)全国の神様が出雲大社に集まる

各地の神々が留守になる月という意味もある。

11月、霜月(しもつき)、霜が降る月、更に出雲大社に集まった神様が自分の神社に帰る。

12月、師走(しわす)、せわしなく走りまくる月、そしてまた月を繰り返す。

とこんな感じでざっと紹介いたしました。昔の記憶なんですがテレビで月の歌みたい

なのって聞いたことありますか調べても当時の記憶と違って分からなくなってきて

月の名前を私はその曲で覚えていたのに曲名が思い出せないよ~

2025.04.25

【Spirit大森コラムvol.40】

『この度は幣もとりあえず手向山紅葉の錦神のまにまに』

またまた百人一首です。

今回は、「この度は幣もとりあえず手向山紅葉の錦神のまにまに」です。

書いた方が菅原道真少しだけ名前を聞いたことがある方もいるかもしれません

この句を日本語にすると「この度の旅は、群を揚げることもできない。

さしあたって手向の山の紅葉の絹を幣として捧げるので、

神の心のままにお受け取り下さい」旅に出て神様に会い紅葉の絹をお供えするので

神様の心のままにお受け取り下さい。という感じかといつもの勘です。

この句を書いた方が菅原道真、有名な菅原家の家系です。

小さい頃から詩歌や漢詩を書き始め才能を開花させさまざまな賞などを取っている。

その文才を生かして文章得業生や何かの試験で合格したぐらいすごいらしい

自分の父を差し置いて代執をお願いされている。

だが左遷などいろいろあったらしい。普通の文学少年がいろいろたらい回しにされ

それがまさか天皇までやるとは思わなかったでしょうね

菅原道真が亡くなったあと怨霊となって化けて出て雷や疫病を招いたと言われている。

中学の教科書で紹介されて授業になっているみたいです。紙幣にもなった

詩を見て私が個人的に思ったのが最後の「神のまにまに」、これどこかで見たなー?

と思って思い出していたらボカロ曲で同じ名前で

「神のまにまに」という曲があるのです。偶然だとは思いますが

もしかしてこの詩がモチーフなのかなーと思ったり思わなかったり

でも曲はとても良いのでぜひ聴いてみてください

2025.04.18

【Spirit大森コラムvol.39】

『春過ぎて夏来るらし白妙の衣ほしたり天の香具山』

また百人一首です。この句を書いた人は、持統天皇なんと天皇!

そんな人が書いた句をご紹介します。

『春過ぎて夏来るらし白妙の衣ほしたり天の香具山』

日本語にすると春が過ぎて夏が来てしまったらしい。

夏になると真っ白な衣を干すという天の香具山なのだからとなります。

春が終わりもうすぐ暑い夏が来てしまうのか?ずっと暑すぎて分からない

夏になると香具山に衣が架かる。山が雲に隠れる事を衣と連想されたみたい?

これは私の勘です。句に書かれている天香具山は実際に存在しており

奈良県橿原市にありましてこの山は、さまざまな句の中にも出てきているみたいです。

奈良に行った際は見に行くのもありですね。

そんな句を書いた方は、持統天皇という方です。なんと天皇、日本の41代目の女性天皇

女性の天皇では、3人目の就任。いろいろこの方について調べてみたら

少し複雑でとても辛い経験をされて天皇になり公務を全うされたのだなーと思いました。気になった方は調べてみてください。

ブログに書くには少し難しい方です

万葉歌人としても万葉集に詩をいろいろ出したみたいです。

このお方をブログに皆さんに分かりやすく書くにはすごく難しい方です。

でも句は夏の始まりがちかづいて来たのだなーと感じ入道雲が多くなってきたなー

雲は、いろんな形や意味があるらしい雨を知らせるだけじゃないのです。

とある漫画動画で雲のお話を見たことを思い出しました。

夏は、ただ暑いだけじゃなくて空を見上げたらいろんな雲を見られるのもいいですね

太陽で目をやられないよう。

2025.04.17

【Spirit大森コラムvol.38】

また百人一首です。今回は、百人一首始まりの句『秋の田の仮庵の庵の苫をあらみわが衣手は露にぬれつつ』です。日本語に直すと

「秋の田圃のほとりにある仮小屋の、屋根を葺いた苫の編み目が粗いので、私の衣の袖は露に濡に濡れていくばかりだ」となります。

農作業の小屋で獣から農作物を守るために見張りをしていたら雨が降ってきて小屋の隙間から入ってきて

私の着物が濡れて着崩れてしまった。これは私の勘です。さむそー

この句を書かれた方が天智天皇。まさかの天皇様、長い間皇位にはつかず皇太子を

務めその後天皇になられた方で第32代天皇。

皇子時代に仲間達と共闘しクーデターを起こし天皇の座をわざと家族に渡し

自分は、皇太子になって様々な革命を行った。その後長い間皇位にはつかなかったが

ようやく即位をした。その後いろいろやったみたいで少しコラムように簡単にご説明

するのが難しいので気になったら調べてみてください。

そしてこの句が一番最初の句になっている理由ですがいろいろ調べてみたのですが

明確な理由が分からずその代わりに序歌という句があり

「難波津に咲くやこの花冬ごもり咲くやこの花」となっております。

この句を競技の初めに読むことで簡単なルール説明が出来るのです。

ですがこの句は競技かるた専用の歌なので取り札がありません

普通に友達と遊ぶのもいいし競技として戦うもよしの百人一首

少しは興味出てきましたか?覚えるのがすごく大変ですが簡単な覚え方など

探せばいろいろ見つかると思いますのでぜひ遊んでみてください。

ちなみに解説なんですが、(苫)と言う漢字の由来は、茅(かや)や菅(すげ)などを

編んだむしろ。屋根をおおったり敷き物にしたりする。いわゆるわらと同じ物です。

さらに、(田圃)と言う漢字の由来は田んぼの当て字で同じ漢字でも古代中国では

でんぼと読むみたいです。

2025.04.16

【Spirit大森コラムvol.37】

お久しぶりの百人一首です。最近スピリットさんでは百人一首がプチブームらしく

大会もやるぐらいの人気ぶりです。自分も中学以来に触り懐かしかったです。

そんな今回は、『きりぎりす鳴くや霜夜のさむしろに衣かたしきひとりかも寝む』です。

日本語に直すと「こおろぎが鳴いている、こんな霜が降る寒い夜に、むしろの上に衣の片袖を自分に敷いて、ひとり(さびしく)

寝るのだろうか」となります。

虫が鳴いている寒い夜に虫も人も一人さびしく眠るのだろうと連想されたのでは?

これは、私の勘です。ちなみに句の中にあるきりぎりすはコオロギのことです。

この句を書かれたのが九条良経さんというお方で和歌や書道に優れていて特に、書道は天才的に優れていた。とても力強い書き方は

のちに後京極流と呼ばれた。叔父が支援してくれて歌壇活動に積極的になり多くの和歌を書き百人一首も書かれました。

話はかなり変わりますが九条と聞けば何か思い出す野菜ありますか?

京野菜の中で有名なのが九条ネギですね。

そんな九条ネギは、まっすぐで甘くて美味しいねぎ。

少し面白かった逸話が空海という方が大蛇に追われている時とっさにねぎ畑に逃げ

難を逃れたと言われているようです。

他にも有名な京野菜もたくさんありますね、辛味大根やみず菜加茂ナス万願寺唐辛子などがあります。名前だけでも知っている野菜は

ありますかね?

九条家とはまったく関係ありませんが名前には少しだけ似ている九条ネギと

京野菜でした。話がバラバラですみません私にはこれが限界です。すみませんでした。

2025.04.14